17日の通院日より

今週月曜の17日、通院日で夫と病院に行ってきました。
毎回と同じく内視鏡での検査、食道から胃にかけての
静脈瘤が治まってるか調べるのですが
11月から毎月入院して治療した甲斐あって
かなり綺麗になっていました。

医師が異動で県内の大手病院に移り
違う医師が担当になりました。
40歳くらいのドクターでハキハキしたいい感じの先生。
その医師がいろいろ説明してくれて安心しました。

今の病院へ紹介状もって来てから
隠れてお酒飲んでいることもバレて叱られ
それから一切お酒は飲まなくなり、それがかなり身体を助けたようです。
医師いわく飲まなければどんどん数字はよくなっていきます、
身体も良くなってる証拠ですよ、と。
でも、やめられない人がいるんです、どんなに悪くなっても
飲んでしまうので数値にはっきり出るんですよ、と。

今の状態は肝硬変中期だそうです。
これで良くなったというのですから、今の病院に来たときは
一体、どうだったのかと怖くなります。
また、癌が2個あるので、そちらの心配があるから
定期的に検査をしないといけないと言われ
3か月に1回はMRIだそうです。
来月29日にMRI検査予約がいれられました。
今のところ癌も小康状態でおとなしくしているようです。

今までは癌より静脈瘤がいつ破裂するか、
そちらの心配のほうが大きかったので命拾いしました。
それを収めるのに毎月入院で半年かかりました....
1回の入院が1週間ほどで6万から10万の間くらい。
それが11月から5回入りました。
内、1回は癌の腫瘍叩き、肝動脈塞栓治療で
本人も痛かったり辛かったりでしたが
家族もいろんな意味で大変でした。

これから、先は分からないけど多分
長い治療、病院とながーいお付き合いで...
と、いうか、我が家ではその病院も別荘みたいな感覚。
切っても切り離せない、大事な場所です。

私は前に異動した医師に聞きました。
夫が風邪をひいて薬が欲しいのですが、市販薬とか
夫の場合、どうなんでしょう?
病院でお願いすればいいですか?

医師は、風邪はひいてしまったら薬なんて効かないですよ。
飲む意味がない。そのまま治るまで待つしかない、
そう言われました。説明はそれだけです。

そして今の新しい医師にもあえて同じ質問をしました。
丁度、夫が風邪をひいていたし熱が出た場合など心配だったから。
医師は、薬は飲ませないでください。
市販薬はもってのほかで絶対ダメですよ。
ましてバフア○ンとか鎮痛剤もダメですよ。
熱が出たら冷やして下げるしかないですか?
そうです、とにかくご主人の場合は絶対、こちらから出す薬以外は
絶対飲ませないください。
何かあれば連れてきてください、私が見ますから。
肝臓が悪い人は鎮痛剤や市販薬など飲むと、悪さするんですよ。
その悪さがどう出るか、心配なんですよ。
バフア○ンはCMで優しいとかいってるけど全然優しくないですよ。
中には血を吐いた人もいますよ。
ご主人の場合、安易に市販薬は飲ませないことを守ってください。


私は同じ質問しても、これだけちゃんと返してくれる医師に
安心して帰ってこれました。
夫には、先生があれだけ言ったんだから絶対、もう飲んだらダメ。
そう言うと夫も分かったと頷いてました。

以前、家の近くの総合病院に夫が通ってる時に
肝臓の専門医だった医師が1年半ほど夫をみてくれてましたが
今思えば、癌に移行する前とはいえ、肝硬変になってしまったから
もう治療することはない、とはっきり言われました。
そして体力無いなら1か月ほど入院する?
そんな聞き方でした。
そして翌年、その医師が違う病院に移ったらしく内科の医師が
夫をみてくれることになりましたが、その医師がおかしいと思ったのでしょう。
検査してすぐ県の病院に行くようにと紹介状書いてくれました。

それが今の県立病院で内視鏡や消化器科の先生たちと話す機会があるたび
私はあの医師が言った言葉を思い出すのです。
治療することはもうない、なんて 、絶対ありえない!
肝硬変の末期だから治療はない、そう言うなら...
いや、治せないがその医師には正しかったのかも知れない。
でも、せめてその段階で県立病院に紹介状書いてほしかった。
癌という腫瘍が無くても、食道や胃に静脈瘤があったかもしれない。
治療することはもうない、なんて素人の私とて今はその言葉は信じられない。

家の近所の総合病院で夫は医師が3人変わった。
3人目の担当してくれた内科医師が紹介状書いてくれたわけだが
2番目の肝臓専門で講演会までしてる医師には書いてもらえず
内科の医師に書いてもらったという皮肉な結果だった。
1番目、最初の医師はお爺ちゃん医師だったが
ものすごく心配してくれてとにかく「家族を呼べ」とまで言った。
奥さん、大変なことになってますよ、肝炎から肝硬変の入るところですよ。
県立病院で検査もしなさい、と紹介状も書いてくれて行ってきた。
が、その時は肝炎ゆえ総合病院でお爺ちゃん医師にみてもらうことになった。
だが、その医師も年齢もいっており退職されたようだ。

そう思うと、人との出会いって人生左右するなーって思う。
そして医師も人なり、と思う。
医師もいろんな人がいて神さまじゃないんだって。
自分には医学という知識がないから医師を見ればどの医師も凄いと思ってしまう。
されど、こうやって病院と長くお付き合いしていくようになると
少しづついろんな物が見えてくる気がする。

夫は今日もバイトに出かけて行った。
私は仕事との縁は切れたが夫は癌になっても仕事運がある。
だからバイトにもいけるし、いけるだけの体力もあることは
それも仕事運なんだな...
若いころ、いつまで夫の弁当を作るのかとうんざりしたものだった。
しかし、今は夫の弁当を作れることがいかに有難いかと思うのだ。
ひまわりの種が芽を出した。
夫とひまわりが咲くのを楽しみにしている。






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